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はじめに
世の中は、ますます便利になっています。
パソコンや携帯電話の小型化、軽量化が進み、スマホを操作しながら歩く人も目立ちます。
そうした姿を見るたびに、人間も、小型化、軽量化している気がしてなりません。
スマホをせわしなく操作する姿は、逆にスマホに操作されて動かされているように見えます。
かつては、思慮深く、人間的に魅力のある人を、厚みのある人と呼んでいた頃が、なつかしく感じます。
このまま時代が進んでいけば、中味まで薄っぺらな人間が増えていくのは、間違いない、そう考えるのは、私だけでしょうか。
社会は大きく進歩しました。
しかし人の心は、社会の変化に大きく取り残されました。
人の心は、本来の輝きを失い、今は、鋭い光を放つことが少なくなりました。
物質的な豊かさと便利さを享受し、幸せそうには見えますが、消して幸せではありません。
人は忙しく動き回り、家庭では、親子の絆も弱まってきました。
親が、子どもに生き方の手本を示す機会が減ったためです。
世界がグローバル化する中で、誇り高き日本人の精神も、自然を愛する日本人の美意識も、確実に薄らいでいます。
いつ起きるかわからない自然災害
不安定な国際情勢
拡大する経済格差
世界は、経験したことのない多くの問題に直面しています。
この見通すことの困難な激動の時代を、どう生きていくか、答えは、すぐには見つからないのが現状です。
このままでは、日本が危ない
何とかしなければ、この国は滅びます。
こうした深刻な状況の中で、鍵を握っているのが、子どもたちです。
どんな未来が待ちかまえていても、その未来を担うのは、子どもたちです。
子どもたちをどう育てていくか、今こそ真剣に考える時です。
子どもたちは、小粒になりました。
元気がなく、おとなしい子どもたち。雑草のようにたくましい子は見かけません。
経験が乏しいため、生きる力が弱く、これでは、未来を子どもたちに託すことはできません。
しかし、子どもたちに責任はありません。
責任は、忙しすぎる親たち、そして社会にあります。
真正面から子どもたちと向き合い、子どもたちの心に寄り添って、心も体も、鋼のように強い子に育てる、高い理想を持ち、夢の実現をめざす子どもたちを支える。
行動で示すには、今しかありません。
「あのお母さんは、どこか違う。子どもが素晴らしい。」
まわりからこのように言われる家庭には、揺るぎない信念があります。
情報に流されずに、普遍的なものに目を向け、子どもを1個の人格を持つ人間として、愛情深く育てるという強い信念です。
表面的なもの、目先のことばかりにとらわれずに、私たち教室も、一歩一歩前に進んでまいります。
七夕の短冊に使われている5色、青、赤、黄、白、黒の5つの色は、人が守るべき5つの徳を表しています。
思いやりの心を表す「仁」を始めとして、礼、信、義、智という5色が表す徳は、時代を超えて永遠に続く人間の精神です。
何事にもくじけぬ心、人への思いやり、礼儀正しさなど、チャイルドみらい学院は、人間として守るべき道を歩んでまいります。
「UNION IS POWER」(団結こそ力なり)
国際連盟事務次長として太平洋の架け橋となった、5千円札で有名な新渡戸稲造が、昭和8年の昭和三陸大津波の被災地で書き記した言葉です。
1人1人の親が、我が子の幸せを心から願い、未来をたくましく生きぬく人間に育てるという、強い信念と気概をもって団結した時、新しい日本が生まれる、そう信じています。
人生の荒波の中を、沖に向かって漕ぎ出す我が子に、真の勇気と力を与えられる親になってください。
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